療養病院(慢性期病院)の魅力とは
本日は伊豆慶友病院で働く2名の方にインタビューを実施いたします。
自然豊かな伊豆で地域密着で療養病院の魅力を探ってみます。

なぜ、皆様は療養病院で働くことを決めたのでしょうか?
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山口さん
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もともと地域包括支援センターの保健師をしていたのですが、引っ越しに伴って仕事を辞めることになりました。
前職は介護予防がほとんどだったので、病気の方のケアをしっかりやりたいと思い療養病棟での勤務を考えました。
伊豆慶友病院に来たのは友人の紹介がきっかけです。看護にはブランクのある状態だったのですが、友人からはそれでも大丈夫と聞いていたので安心という気持ちでした。
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朝倉さん
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もともとはパートとして外来での勤務をしていました。2年前に常勤になったタイミングで療養病棟での勤務を始めたんです。
外来のときからたまに病棟にヘルプに行ったりしていて、そのときに看護師さんが丁寧にお礼を言ってくれたり、面倒を見てくれていたので良い雰囲気だなと感じていました。
病棟勤務が決まったときにも、一緒に働こうよって声掛けをしてくれてここなら安心だなと感じましたね。
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現在の仕事のやりがいや働いていてよかったなと思えることを教えてください
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山口さん
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患者さんとゆっくり関われることですね。
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朝倉さん
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そうだね。療養病院の患者さんには高齢の方が多く、さまざまな病気が併存していることがあります。言ってしまえば、今日容体に何かが起こってもおかしくないんです。
そういった患者さんに元気を与えられるように、話し方や態度は常に意識をしています。
そんな風に患者さん一人一人に接していて感謝の言葉をもらったり、今日も乗り越えられたねと安心したり、
一人一人の患者さんの人生に関わっていると実感することはやりがいですね。
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山口さん
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逆に大変なこととしては、複数の問題を抱える患者さんもいらっしゃったり、色々なご病気の方がいらっしゃることですね。
勉強することも必要なので難しいこともありますが、ナース同士で色々話ができて相談し合える環境なのがとても助かっています。
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朝倉さん
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後輩でも先輩でも誰でも声をかけて協力ができるので、抱え込んでしまうことはないですね。
そんな環境で助け合いもできるので、さまざまな病気を抱える患者さんのお世話をすることは、療養病院の難しさでもありますがやりがいも大きいと思います。
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どんな人が向いている仕事だと思いますか?また未経験でも可能な職業でしょうか。
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朝倉さん
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伊豆慶友の看護師さんにはおだやかな人が多いと感じますね。落ち着いている方が多く、何が起こっても動じない印象です。
なので、どんな方が来ても大丈夫だと思います!
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山口さん
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そうですね!私も16年ブランクがありかなり不安でしたが、最初から丁寧に教えてもらったし、わからないことをたくさん質問をしても嫌な顔をする人は一人もいなかったです。
私は今でもまだ力不足かもしれませんが…(笑)未経験でも、ブランクがあっても親切に教えてくださる環境だと思います。
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朝倉さん
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山口さんが入社してくれたときは、良い人が来たなと思いましたよ(笑)
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山口さん
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(笑)ありがとうございます!
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今後のお二人の目標をおしえてください!
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山口さん
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ブランクを言い訳にせず、自分の仕事に自信を持てるように経験・知識を付けていきたいです。
チャレンジしてミスもして迷惑をかけてしまうかもしれませんが、失敗が次につながると思います。
逃げずに新しいことに挑戦していきたいです。時々挫折しますが(笑)その繰り返しで成長していけると思っています。
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朝倉さん
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昔いた先生から、オールマイティになろうと言われたんです。一人一人に強みと弱みがあってそこを補い合うことで、みんなでならなんでもできる。それがオールマイティーだと考えています。
仕事では看護以外で掃除もしたりするし、細かい作業もあったりします。ですが、どんな仕事でもみんなと協力してこなせる幅広い人間になりたいです。
患者さんの症状に関しても、同じ病気の人はいなくていろいろな病気があります。その難しさも受け入れて成長していきたいと思っています。
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皆様ありがとうございました!!